サイトの現在位置
2024年4月3日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
附属施設のご案内
ふじさんミュージアムの附属施設をご案内します。

※お知らせ

・旧武藤家住宅は2024年(令和6年度)以降に移築保存修理工事を実施する計画です。

旧宮下家住宅

市内小明見にあった木造平屋建、茅葺入母屋造り、面積118㎡(約36坪)の民家で、平成2年(1990)に博物館に移築復原されました。宮下家は屋号をニイエといい、代々名主を努めていた家の分家で、宝永4年(1707)の富士山噴火のころに建てられたという伝承があります。内部の柱の配置や梁組の構法などから18世紀ないしそれをさかのぼる時期に建られたと考えられます。昭和54年の調査において、この地域における江戸中期の民家を知る上で重要とされ、また当初材が9割かた残存しており、ほぼ完全に復元が可能であるという点でその価値が認められ、同年12月に県の文化財に指定されました。令和5年

みやしたけしゃしん

旧武藤家住宅(移設保存修理工事計画中)

市内下吉田にあった木造平屋建、茅葺入母屋造り(カブト造り)、面積154.83㎡のやや大型の民家です。昭和58年移築復原されました。建築年代は、間取りの形式及び土間周辺の柱に太い材料を配置していることや、その内の数本に平刃とともに蛤刃の手斧跡が残っていることなどから、江戸中期以前と考えられますが、内部の改造が著しく、建築当初の材料は土間周辺に集中しているのみで、完全な復元は困難でした。そのため江戸末期頃と推定される改造時期のものをもとに復原しました。屋根の形は、この地方に広く分布しているカブト造りと呼ばれる形式で、破風に広く設けられた開口は屋根裏で行う養蚕のための採光と通気のためのものです。昭和58年、市文化財に指定されました。

むとうけしゃしん
掲載内容に関するお問い合わせはこちら
ふじさんミュージアム
住所:403-0032 山梨県富士吉田市上吉田東七丁目27番1号
TEL:0555-24-2411
FAX:0555-24-4665